政府は15日に開いた経済財政諮問会議で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための緊急経済対策の経済効果について、物価変動の影響を除いた実質で、国内総生産(GDP)を最大3.8%程度押し上げるとの試算を示した。安倍晋三首相は会議で、緊急対策が「経済の下支えに大きく資する」とアピールした。
内閣府は緊急対策のうち、自然災害からの復興などのため、昨年末に決定した対策の効果が1.1%程度と説明。今回、新たに盛り込まれた施策による効果が2.7%程度あると見積もった。
効果が出る期間については、感染症がいつ終息するかが不透明なため、明示はしなかった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース